開校にあたって

「学びの場をひらく エーミール」代表の後藤敦子です。

本サイトにご訪問いただき、心よりお礼申し上げます。

このたび、不登校、ひきこもりのお子さまとご両親のサポートとして、「エーミール」を立ち上げました。

私自身が不登校経験者であり、不登校、ひきこもりのお子さまとご両親の支援に携わってきた経験から、みずからの考えるサポートをかたちにしたいと考えたことがきっかけです。

「エーミール」という名称は、作家ヘルマン・ヘッセが作品(小説)の登場人物の名前として使ったところから、名づけました。

ヘッセは、少年時代の心の繊細さや苦悩を描くことに抜きんでた作家です。

私も、子ども時代の心のやわらかさ、感じやすさは、人生のほかのどの時期にもないような宝であると思います。でも、その宝をもつために、学校でつらい思いや傷つく出来事に出会って、あるいは学校が合わず、学校に行けなくなる、行かなくなることがあるのかもしれません。

そのようなお子さまの心、そしてお子さまを支えようと奔走されるご両親の心を何より大切にし、助けになることができればと思います。

子ども時代は待ったなしの急激な成長のときであり、お子さまの進路や将来を考えるための、大事なときです。

けれども、ほかに代えられないこの時期に、学校に行けない、将来を考えることも難しく、苦しく不安な状態にあるお子さまが、数多くいらっしゃいます。そのようなお子さまを抱えたご両親に、私自身の経験や知識を、お子さまとご両親が「前へ進む力を得る」ために、お役立ていただきたい。そう考えております。

小学校や中学校の学習内容は、お子さまがこれからの人生を選択していく節目節目において、大きな役割を果たします。

それだけではありません。この時期の学びは、人生のいつの時期でも、必要となり、使うことができるものです。そしてなにより、お子さまが「じぶんを創っていく」土台となり、いつまでもお子さまの心の支え、消えることのない財産となってくれるものだと、私は考えています。

勉強、学習って、こんなに面白くて、楽しいものだったんだ。もっと、世界を知りたい。

そう思っていただけるような学習を、ぜひエーミールでご体験ください。

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