理念・特色

増え続ける「支援」と、当事業所との違い

不登校、ひきこもり、集団の中で学ぶことがつらいお子さん・青年、「苦手」が多い子ども・おとなを対象とした教育・支援は、このような状態にある方が急増している状況からも、確実に増えています。

増え続ける「支援」と、当事業所の代表である私(後藤敦子)が考えていることや、みなさんと向き合って私が「使う力」は、どのように異なるのか、お話しますね。

まずは安心、安全を、いつも得ていただけるように。
そして、次に目の前にくるのは、「この先、どうすればいいのか」ですよね。
ここがみえてこなければ、安心、安全を続けることも、とても難しくなる。

「基盤となるもの」「大きななにかをなくしても、実は失わないもの」を大切に

 

教育を近視眼(目先のことしか考えない)のものにしないよう、努力したい思いを支援者・教育者はもっていると思いますが、どうしても目先の、急ぎの課題に教育も、社会も追われがちです。

私も、「すぐに役立つ」「一段ずつ変わることができる」スキル・知識は、実に幅広くお伝えできます。専門が並外れてひろいので。

それ以上に大切にしているのが、みなさんの「基盤となるものはなにか」を一緒に見いだし、その基盤を「負けないもの」に、みなさんができるなら、ということです。
「大きななにかをなくしても、実は失わないものがある」としたら、それはなんだろう。

不登校のお子さん、ひきこもりの方の多くが、「みんなと一緒に学べた/働けた」「ふつうの体験」を、長年、失くしていることに苦しんでいます。

「みんなから離れた」長すぎた時間/年月。
けれども、あなたは生きてきた、それは間違いなく、あなたのいちばんの「基盤」「強さ(強靭さ;きょうじんさ)」であるはずです。

知識・スキルや、若い方が大好きなゲームや動画についても「これがなんであるのか」を「考える力」を自分でもつことができると、「これをやっていて、一体、どうなるのだろう」と不安に感じる毎日が、大きく変わります。

「どんなときも、たよりにできる基盤」、「生きることが面白くなる」教育

 

「自在に考えることができる力」ほど、生きる世界をひろげてくれるものはありません。
「どんなときも、たよりにできる基盤」であり、「社会やものごとをみる力がつき、この社会で暮らすことが面白くなる」のが、実に「考える力」なのです。

こういったわけで、「考える力養成セミナー アンネ・ラウ」と、「学びの場をひらく エーミール」を統合することにしました。これは、間違いなく当事業所のユニークネス(uniqueness;ほかにはない特色)となると思います。

いま、注目のロジカルシンキング、クリティカルシンキングもお教えしますが、代表の後藤敦子は、哲学を実社会で、仕事で、日常で使いこなします。

私(代表)に出会っていただくことで、あなた/お子さんがゆたかな「基盤」をつくる助けとなれたら、と思います。

「基盤」「底力」があること以上の安心、安全はなく、「考える力」をもてることで、生きていることが面白くなる。
このことばに、なにかを感じてくださったらうれしいです。2022年1月26日
和歌山県橋本市で不登校、ひきこもり相談支援、学習・進学支援を行い、教養講座を開催。苦手業務を抱える従業員育成支援をすすめる学びの場をひらくエーミール代表・後藤敦子のプロフィール写真

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