この記事の概要
ひきこもりのご家庭、ご本人の4割が公的支援を中断。
支援者のスキル知識不足を、国も地方自治体も認識。

私のところ(学びの場をひらく エーミール)では、
「お客様の状況、希望にあわせて、公的、民間の各所につなぐ」
仕事が柱となっているほど、この仕事のニーズが高いです。

この「公的、民間の各所につなぐ」仕事では、もちろん料金をいただきますが、
公的機関、ボランティア団体には「絶対にできないこと」がほとんどです。

この記事では、
当事業所の「適所につなぐ相談支援、リファー(=他所にゆだねる業務)」
をご説明しますね。

このような方は、ぜひこの記事をお読みください。
公的、民間、どこに行けばいいのか、わからない
公的支援を止めてしまった
支援を探し求めて、あちこち回ったが、甲斐(かい)がない思いで、
疲れ果ててしまった
制度や学業が途切れた、もうすぐ途切れる。「この先」に悩む

なぜ「支援を受けること」に「疲れて、中断してしまう」のか

ひきこもりのご家庭、ご本人の4割が公的支援を中断。
支援者のスキル知識不足を、国も地方自治体も認識。

把握されていない、利用に至っていないご家庭、ご本人を含めると、
公的支援を継続してうけていない方は、4割を大きく上回ると思われます。

窓口が縦割りで、あちこちを探し、訪ねては、
「同じ事情、つらくみじめな事情を」
「何度も話し直して」甲斐(かい)がなかった。

「助かりたい」「支援をうけて、もういちどがんばりたい」。
そう思って、相談支援の窓口をたよったのに、

逆に「疲れ果てた」「続ける気持ちをもてなくなった」。
もう「よその所に行って、同じ事情をまた話しても、よいことがあると思えない」。

「支援を中断する理由」は、 支援者の「スキル知識不足」「縦割り窓口」のため、 といった理解では「足りない」。何が起こっているのか。

不登校、発達障害(傾向)、精神疾患(心の病気)、(軽度)知的障害、重複障害…
みなさん、
「選択肢が多くて、何を選んだらいいのか、わからない」
と、
悩まれている。

そのとおりです。選択肢が増えすぎました。
どれを選べばいいのか、それで目標に達しなかった場合は、どうなるのか。

とくに民間性の高い支援や進路、職業選択について、
公的機関は「判断、意見を言うことができません」し、
「紹介ができません」(公からの紹介は、NPO法人まで)。

公、公的機関、公的機関と密に連携したNPO法人が、
「民間について、ご紹介もできない」のは、一見、わかるようですが、
ここにも不足があるな、と私は思う
のです。

民間のスーパーも、民間の美容室も、どこも利用しない生活があるだろうか。
公の「歯みがきセット」や「おしゃれできる服」があるかな。

●「歯みがきも、できないときが増えた。無力さがプレッシャーになる」
●「おしゃれして、たのしく出かけられるようになりたい」
●「いまの生活費でも、心温まる、豊かな生活ができるようになりたい」。

「生活上の困難」がどういうものなのか(どんな疾患、苦しみによるものなのか)を
おききして、楽になっていけるよう、専門支援ができるか。
公的支援や医療、地域保健につなげるのは、どんなときがよいか、
支援者が考えることができるか。

そして、みなさんの純粋な「ふつうの、心温まる豊かな生活がしたい」
「おしゃれしたい」
を一緒に叶えるには、
さまざまな民間領域ー 商品、おしゃれ、生活・家事のスキル… に
精通して(よく知って)いないと、相談支援はできません。

また、この「歯みがき」「おしゃれして、出かけたい」には、
介護職(身体介助、移動支援)の技術知識が必要です。
たとえ、ヘルパー利用をするわけではなくても。
和歌山県橋本市、不登校・いじめ、ひきこもり、苦手・孤独を支援する学びの場をひらく エーミール 代表・後藤敦子の名刺入れ「こもれび」

待ちに待った「面談」や「訪問」。

追いつめられた状態で、必死に探してたよりにした「電話相談」「SNS相談」。

「面談」「訪問」「電話相談」「SNS相談」をたよりにした市民のみなさんが
がっかりするのは、こんな場合ですよね

「これで、終わりですか?」(次は、担当者が変わるとのこと)
「具体的な希望がみえなかった」
「そんなことなら、自分のほうがよく知っていると思った」
「つめたいような、偏見や差別があるのではないか、とつらくなった」

「支援を始めてもらったが、不便に感じるようになった」

「ここではできないとのこと。ほか何か所も、こどもを家に置いて、訪ねられない」
「仕事、勤務をこんなに何度も休んで、平日の空き時間を作ることができない」

「外に出られないときでも、Webの交流会なら、参加できそうだ。
どこにありますか?」

ご相談の中で、この希望は、本当によくありますね。
実際、「仲間がいることは、大事だと思った」
「友だちではないけど、おなじような状態の人がいるんだ、とわかるだけで、ひとりではないと思える」
「自分にはいまは、『知り合い』『Webつながり』がいいと思う」

と感じる方が多いです。
このようなWeb交流会も、全国から探して、主催の方に
私が問い合わせをしたり、ご紹介することができます。

 

問題の根っこ

公的機関の体制不足と切り離せないことだと、私は考えるのですが、

ここで、「困っているみなさんがのりこえなければならないこと」
うそなく、お話します。
この記事でとりあげた「問題」の「根っこ」が消えない理由となりかねません。

みなさんへ ここは公的機関、ボランティア団体ではありません

私のところ (学びの場をひらく エーミール)は、
公的機関やボランティア団体ではありません。

民間・個人運営の事業所です。

つまり、あなたは「料金を支払うお客様=消費者」なのです。
「初回無料」としていますが、
「そもそも、料金を支払う用意がない方」の 「初回相談」は受けられません。

ボランティアや、「専門がせまい」支援者には、
本来、「事情がいくつもからまり、重なった」ひきこもり支援は、不可能だといえます。

飲食店やスーパーで、「30円の豪華ランチ、牛乳1L」が大売出しされたとして、
「安心して、食べられない・飲めない」ですよね。

 

あなたに合いそうな各所 公的・民間支援につなぎます
「初回 無料」は、「お支払いの用意ができている方」に対してしか、
行うことができません。
「もう、助けはないんだ」。
独りきりで、
私をたよってくれたことを、受けとめていないわけではありません。

「公的・民間 適所につなぐ」仕事は、
「1回~数回の料金 前払い」で、「何度でも、継続して」行っています

私にできて、公的機関にはできないのは、
「民間の交流会や、支援や制度の選択肢が、どれだけあるか。それぞれの実情」。
これについて、ご相談・学習・受験・就労サポートを
「ひとりで(一括して)」お受けできることですね。
オーダーメイド(英語では、made-to-order)のサポートが組めることです。

人生が懸かった重大時に、民間事業主による「無料の相談助言」。
安全上、「それをうのみにして、大丈夫なのか」と思いませんか。
300円の「おとなも、こどもも食べられる」こども食堂などはあります。

「お客様=消費者」として「力をつける」。
あなた、お子さんがこれから長く「生きる」「働く」なかで、
これがどんなに大切なことか。

じぶんの力で生きる。「受け身」「おまかせ」で得られる人生はない。

私、学びの場をひらく エーミールに仕事を依頼してもらうとき、
このことをあなたの「生きる力量」としてもらえることを
願っています。
和歌山県のひきこもり、「苦手」を抱える方の相談・カウンセリング、教養講座を事業とする学びの場をひらくエーミールの相談室・セミナー室の最寄りのJR高野口駅

お客様として、サービス提供者と、お互いに礼儀を払う。
もちろん、きちんとお支払いができる。
これをあなたの家計、費用工面で果たせないと、
お客様がいないのだから、サービス提供ができません。

大学や塾、家庭教師の企業、お店で、「無料にしてもらいたいんですが」
言えないですよね。

公的機関やボランティア団体が「できないこと」「できなかったこと」を
柱としている、私のような事業主で、
(これは、明確に言えるのですが)「悪質性をみつけようがない」ところ。
こういう事業の認知度が低い(よく知られていない)ためもあるかと思います。

いかに、「悪質性が高い」「グレーだなあ(ぎりぎりの合法を保っているだけ)」
私も見抜いている事業者が多いか。

私もこれから、公とじかにお話する機会を増やし、
連携をつくる努力をしていきますね。

お客様=消費者 になれない、支払えない場合は


役所か警察、救急に電話すれば、なんとかなります。
それが、「生きる力」です。

 

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